ムーヴィーリヴュー:『バベットの晩餐会』Babette’s Feast(ガブリエル・アクセル 監督)

『バベットの晩餐会』(原題:Babettes gæstebud)
監督:ガブリエル・アクセル
出演:ステファーヌ・オードラン、ビアギッテ・フェザースピール、ヴィーベケ・ハストルプなど
1987年
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 デンマークのイサク・ディーネセン原作の映画。19世紀のデンマーク、ユトランドの小さな村に住む姉妹は、牧師だった亡き父の修道院を守り続けている。彼女たちは、若かりし頃に、それぞれが求愛を断り、清貧な生活を送り、年老いていった。この姉妹とフランスからやってきたバフェットとの生活、彼女が姉妹の父の生誕100年でふるまうフランス式の晩餐会を描いた内容である。今回見たのは、HDニューマスター版ということで、はるか昔に何度か鑑賞した本作とは印象が異なった。「プロテスタントの清貧生活とフランス式のごちそうが出てくる映画」のイメージがあったが、年を重ねた自分は、見る角度が変わった。それは、姉妹、特に姉は、異性とのプラトニックラヴを貫き通し、果たしてよかったのだろうかということである。10年後くらいにまた見たい作品だ。