2018年に刊行されたカナダの心理学者による『12 Rules for Life : An Antidote to Chaos』の20年初版の邦訳本。個人的な責任を負い、目標を設定する、秩序と規律を守る、困難に立ち向かう、自分と他人を尊重するなどを取り上げ、12の原則をまとめている。読みごたえのある自己啓発本だ。興味のある原則の章だけを読むのもお勧めである。
Cコード:0011
A5判 488ページ
定価:2,700円+税
発行:朝日新聞出版
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2018年に刊行されたカナダの心理学者による『12 Rules for Life : An Antidote to Chaos』の20年初版の邦訳本。個人的な責任を負い、目標を設定する、秩序と規律を守る、困難に立ち向かう、自分と他人を尊重するなどを取り上げ、12の原則をまとめている。読みごたえのある自己啓発本だ。興味のある原則の章だけを読むのもお勧めである。
ジャーナリストで作家の著者による2012年刊『The Power of Habit: Why We Do What We Do in Life and Business』の邦訳本。科学的に習慣がどのように形成されるか、生活への影響、そして、変えることができるかを探求している。個人の習慣、成功する企業の習慣、社会の習慣、と3部の構成である。習慣の仕組みを理解し、コントロールすることで、習慣は、変えられないものではないという。解説者の隂山英男さんは、本書における「習慣」は「習性」「中毒」または「洗脳」の意味合いも含むと言及する。それぞれの事例が多数でてきて、恐ろしさも感じる。しかし、習慣を改善することで、人生を向上させたり、逆手にとって商売を繁盛させたり、社会がよくなるといったことは可能なのだ。ハウツー本ではないが、付録の著者からの提案は、習慣改善に役立つだろう。