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ブックリヴュー:『時短と成果が両立する仕事の「見える化」「記録術」』(谷口和信 著、明日香出版社 刊)

 仕事の効率化や生産性向上のセミナー、勉強会を主催し、普段はエンジニアとして建設会社に勤務する著者が、記録の方法やタイムマネジメントの具体策、ライフマネジメントの重要性をまとめた、2019年初版の本。著者は、様々な人生経験から、人は忘れる生き物だからこそ、書き出し、「見える化」することは、大切だと主張する。また、お金の記録は学生時代から、時間については、11年の夏から、24時間365日を記しているそうだ。記録には「思い出せないストレスがなくなる」「ムダな行動がなくなる」「正確に覚えていられる」などのメリットがあるという。昨年の後半から、手書きとデジタルの帳面は1つずつというルールを作った私である。本書では、手書き、デジタルツール、両方について言及されるので、大変参考になった。

ISBN:978-4-7569-2063-8
Cコード:0036
B6判 264ページ
定価:1,500円+税
発行:明日香出版社