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ブックリヴュー:『自分で地域で 手づくり防災術:土砂崩れ、洪水、地震に備える』(農文協 編集、農山漁村文化協会 刊)

 国や公共のインフラに頼らず、自給や地域の力を活用して、土砂災害や豪雨災害、地震などに備える、40の方法をまとめた本。農村には、自然の力を生かし、災害を小さくする知恵や技が存在するという。こういうアイデアがあるのかと感動を覚える本だ。個人レヴェルでは、PART1の「電気・トイレ・ふろ・食べもの」が役立つだろう。とはいえ、普段やらないことをいざという時にできるかは不明。トイレについては、私の場合、携帯トイレを持っているが使う練習をしたことがない。しかし、やったほうがよいのだ。また、夫婦2人の1週間分の排泄物は33.6kgとのことなので、それなりの準備は事前にしておかなければならない。PART4の「早期避難で生き抜く」は、その時がきたら思い出せるかわからないが、キーワードをここに記しておく。防災マップやハザードマップ、井戸の活用などだ。生きるか死ぬか、色々と考えさせれる1冊。

ISBN:978-4-540-23166-7
Cコード:2077
B5判 128ページ
定価:2,000円+税
発行:農山漁村文化協会